未経験から医療事務へ|医療事務職員インタビュー

名前:N・Mさん
職種:医療事務
勤務歴:2年
経歴:農業を経験後、未経験から医療事務に転身。現在は藤政病院にて受付・会計・レセプト業務などを担当。医療事務としての役割を意識しながら、日々の業務に真摯に向きあっている。

Nさんは農業を経験後、未経験から医療事務の世界に飛び込んだスタッフです。

医療業界の経験や資格がない状態からのスタート。不安や戸惑いを抱えながらも、現在は受付や会計、レセプト業務などを担い、日々の業務に向きあっています。

今回は、異業種から医療の現場へ転身して感じたこと、仕事の難しさややりがい、職場の雰囲気について話を伺いました。

目次

新しいことへ挑戦したい。農業から医療事務へ

わたしが山口県に来たのは15年前のことです。

生まれは東京で、これまで北海道や埼玉などいくつかの地域で暮らしたこともありました。

山口県に移住したのは約15年前のことです。そこから、15年間は農業に取り組んできました。

今の仕事に就こうと思ったのは、40代の節目に「新しいことに挑戦してみたい」という気持ちが芽生えたからです。

そんなときに、たまたま目にしたのが藤政病院の事務員募集でした。

もともと藤政病院は患者として利用しており、先生がやさしいのが印象的でした。

求人には“未経験募集”の文字があり「雰囲気も良さそうだし、この病院なら働きやすそう」と思い、応募することにしたんです。

藤政病院に入職して感じたこと

入職前のイメージとの違い

入職前は「事務の仕事」というものに対して、どこか落ち着いたイメージを持っていました。

「デスクワークが中心で、比較的ゆったりとした環境なのではないか…」そんな考えがあったのも正直なところです。

しかし、実際に働きはじめると、救急車の受け入れや、入院病棟もあり想像以上に忙しかったのが印象的でした。

慣れない仕事だったこともあり、最初のころは緊張しながら出勤していたのを覚えています。

その場で質問しやすい環境

入職してからは受付対応、電話対応、会計とすこしづつ業務に慣れていきました。

仕事中は、医療用語や加算に関する言葉を用いるため、カルテや明細書を見ても、内容がなかなか理解できませんでした。

感覚としては、「外国語を読んでいるような印象」に近かったと思います。

ただ、事務所内では、ミスをしそうになったときや分からないことがあったとき、周りの方がすぐに声をかけてくれました。

迷ったときは、その場で確認したり質問したりできる雰囲気があり、ひとりで悩まずに済んだことは大きかったと思います。

また、教わった内容や分からない言葉は、自宅に帰ってまとめる時間を取るようにしていました。

さらに、まとめたノートは上司の方に見ていただいていました。

その過程も振り返りの機会になっていたように思います。

おかげで1年ほど経ったころには、日々の業務にも慣れてきた実感がありました。

現在の仕事内容と働き方について

残業時間について

現在は、患者様の受付やご案内、内線・外線の電話対応、診療後の会計計算などが、日々の主な業務です。

残業については、昨年の電子カルテ導入により業務効率が向上したこともあって、かなり減ったと感じています。

ただ、月に1度のレセプト業務のときにはどうしても、残業になることもあります。

診療内容の確認や請求に関わる重要な作業となるため、このタイミングでは一定の時間が必要になるためです。

平日の勤務については、定時で帰れる日もあれば、15分〜30分ほど残って仕事することもあります。

できる限り残業せず帰れるように、今日やらなくて良いことは明日にまわすといった工夫はしていますね。

有給休暇が取りやすい環境

有給については、すべて消化しきれており、自分の希望日に取得できています。

とくに懇談会や運動会などの子どもの行事は、優先的に休みを選ばせていただいています。

周囲の方とも「お互いさま」という雰囲気があり、休みを取りづらいこともありません。

困ったときには、自然と助けあえる空気があるので助かっています。

仕事中をするうえで意識していること

ひとりで抱え込まないように声をかけあうこと

日々の業務のなかで意識しているのは、とにかく職員間で声をかけあい情報共有することです。

たとえば、自分が患者様の対応中に席を外さなければならないときには、ほかの職員が代わりに対応することになります。

その際に、引き継ぎが十分でないと、患者様に同じ説明をお願いすることになり、二度手間やご負担につながります。

また、対応する側にとってもスムーズにご案内できなくなってしまいますよね。

そのため、細かなことでも「この患者さんは、会計中で…」「あちらの方は〇〇の対応をお願いします」など声をかけあったり、メモを残したりしています。

自分が把握している情報が周囲の方にも伝わるように、こまめな報連相は心がけていますね。

できること・できないことの線引きを

病院内では、事務職が独断で判断できない場面が多くあります。

たとえば、患者さんに病状や病名を聞かれても、事務員からはお答えすることはできません。

そのため、内容に応じて必ず先生や看護師の方へ確認するよう心がけています。

こうした対応は、入職当初からとくにご指導をいただいた部分でもあります。

最初は失敗しそうになる場面もありましたが、その都度周囲の方が声をかけてくださり、現場で教えていただきながらすこしずつ覚えていきました。

振り返ると、そうした日々の積み重ねが現在の業務につながっていると感じています。

入職希望者の方に伝えたいこと

未経験で新しい仕事に挑戦するときに「自分に務まるのだろうか」という不安を感じるのは、ごく自然なことだと思います。

実際にわたし自身も、資格や経験もない状態のスタートだったため、同じような不安を抱えていました。

藤政病院は、職員同士で声をかけあいやすい雰囲気があります。

分からないことや迷う場面でも相談しやすく、周囲の方々がとても接しやすい環境です。

最初は戸惑うことも多くありましたが、安心して働ける環境だと感じています。

私自身の経験が、これから新しい職場を探される方の参考になれば幸いです。


事務員インタビューは以下もご覧ください。

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